三度目の東京新喜劇
今日は東京グローブ座に行き、『吉本新喜劇 小籔座長東京公演2016』を観劇する。
チケットを予約するのを忘れ、ダメもとで当日狙いで会場に行ったのだが、1階席の比較的ステージに近い席で観ることができたのでラッキーだった。
小籔千豊が座長でNGKメンバーオンリーでやる吉本新喜劇は、今回で三回目である。
NGKでかって演じられた演目であり、役者とギャグが一部変更したものとなっている。
小籔が新喜劇でやる、まじめな苦境の展開がありそれと同じ展開で部分部分が笑いになっているというパターンのものである。
小籔がいばりのクズキャラ、今別府のシュールなキャラと東京公演で初の「ぺっぺっぺ」ギャグ、清水けんじのいい感じのつっこみと、小籔座長らしい新喜劇で楽しませてくれた。
また、今回の東京公演に烏川耕一が参加していたのが嬉しい。
烏川はつっこみ、物語の進行的位置、そして自身の持つボケが良く、メインを盛り立てる力がある座員なだけに、今回の彼を生で見れたことが嬉しかった。
それと、最近、進行的立場とつっこみとして力を延ばしてきた新名徹郎の出演が、作品にいいしめを与えていた。
ただし、今回の東京新喜劇、全開に較べて、女優陣が少ないというのもあるからか、弱いと感じてしまった。
酒井藍のような大きなギャグができ存在感もある人がいないからである。
でも、全体的には楽しめた新喜劇であった。
また、お客様の数もよく、NGKメンバーによる新喜劇も定着がしそうな感じがある。
それだけに、来年はすっちー座長も東京公演に参加をして欲しい物である。